新・家庭医療専門研修
群馬家庭医療学センターの「新・家庭医療専門研修プログラム」は、日本プライマリ・ケア連合学会の認定を受けた、研修の質を保証したプログラムです。
家庭医療専門研修の「単独研修」はもちろん、当センターの「総合診療専門研修プログラム」と併行して行う「連動研修」も可能です。
専攻医のニーズに合わせた2つのコース
当センターは、日本家庭医療学会(当時)認定の家庭医療後期研修プログラムを2007年より開始しており、その後、日本プライマリ・ケア連合学会認定のVer.2.0プログラムなどを経て、2020年4月から「新・家庭医療専門研修プログラム」を開始しています。
継続的に専攻医も在籍しており、2020年3月末までに計13名の研修修了医師を輩出している実績のあるプログラムです。
実際の家庭医療専門研修では、各研修施設で家庭医療専門医(日本プライマリ・ケア連合学会認定)が研修指導にあたるなど、家庭医療をしっかりと学べる環境を準備しています。
また専攻医のニーズに合わせ、「総合病院」を基幹施設とした「利根中央コース」と、「診療所」を基幹施設とした「前橋協立コース」の2つのプログラムを用意しています。
前橋協立診療所
プログラムの特徴
- 1
- 当プログラムは様々なフィールドにおいて、自分の頭で考え、自分の足で歩き続けることができる「家庭医療専門医」を育成するためのプログラムです。地域性や地域の中での役割の違いなど、様々な特徴をもつフィールドを提供し、他の医師との関わりのみならず、多職種との関わりの中で、自身を振り返りながら研修を行うことを重視しています。
- 2
- レジデント・デイ(毎月)、ポートフォリオ発表会、家庭医療セミナー等、診療の場を離れた集合学習の機会を定期的に設けています。
- 3
- 女性医師、子育て世代も多く、ワークライフバランスを重視した環境を、プログラムをあげて支援しています。
群馬家庭医療学センターの研修施設
- 利根中央病院(利根中央コース基幹施設)
- 253床の基幹型臨床研修指定病院。群馬県北部の山間部に位置し、県の4分の1を占める広大な二次医療圏における唯一の総合病院。地域の救急、医療機関からの紹介等で多彩な症例が経験出来る。内科専門研修プログラムの基幹施設でもある。
- 前橋協立診療所(前橋協立コース基幹施設)
- 在宅療養支援診療所として常時約150件(県内最大規模)の在宅患者を抱える。日本在宅医療連合学会認定研修施設。
- 北毛病院
- 150床の小規模病院。高齢化地域の第一線で、プライマリ・ケアの実践はもちろん、「なんでも来る」救急も魅力的。
- 前橋協立病院
- 189床の小規模病院。急性期医療からリハビリ、在宅医療につなぐ幅広い研修が可能。
- 高崎中央病院
- 119床の小規模病院。在宅療養支援病院として、在宅から病棟までシームレスな研修が可能。
- 片品診療所
- 尾瀬の里・片品村の診療所。山間部の過疎・僻地で子どもからお年寄りまで幅広く診療し、地域の医療を支えている。
- 通町診療所
- 高崎駅近くの診療所。赤ちゃんからお年寄りまで診療する「家族のかかりつけ医」実践の場。日本在宅医療連合学会認定研修施設。
※他、家庭医療Ⅱ、内科、救急科研修等で県内外に複数の連携施設があります。
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